「浅煎り」「深煎り」…言葉はよく聞くけれど、違いがよく分からない、という方も少なくありません。
今回は、焙煎度による味の傾向を、整理してみます。
■ 浅煎りの特徴
浅煎りは、豆の持つ個性が、そのまま表れやすい焙煎度です。
明るい酸味や、花や果実を思わせる香り。軽やかで、透明感のある味わいになることが多いのが特徴です。
松田屋珈琲の取り扱い豆ではあまり選ばない焙煎度ではありますが、ご希望があれば是非お試しください。
■ 中煎りの特徴
中煎りは、酸味・甘み・苦味のバランスが取れた焙煎度です。浅煎りの華やかさを残しつつ、口当たりがやわらぎ、落ち着いた印象になります。
多くの方にとって、飲みやすく、日常に取り入れやすい味わいです。
■ 中深煎りの特徴
中深煎りは、中煎りのバランス感と、深煎りのコクがちょうど重なるあたりの焙煎度です。
酸味は穏やかになり、甘みや香ばしさが前に出てきます。
苦味は感じられますが、重くなりすぎず、やさしい深みがあります。
「しっかりした味が好きだけれど、苦すぎるのは少し苦手」という方に選ばれることの多い焙煎度です。
■ 深煎りの特徴
深煎りは、苦味やコクが、はっきりと感じられる焙煎度です。香ばしさや、ビターな甘みが特徴で、ミルクとの相性も良くなります。
飲みごたえがあり、落ち着いた印象の一杯になります。
まとめにかえて
焙煎度は、「良し悪し」ではなく、味の方向性を示すものです。好きな焙煎度が分かると、コーヒー選びは、ぐっと楽になります。その入り口として、役立てていただけたらと思います。
また、軽やかさが好きか。コクを楽しみたいか。その日の気分によって、選び分けるのも、コーヒーの楽しみ方のひとつです。
松田屋珈琲は、お好みの豆、焙煎度のご指定も承りますので、お好みの一杯を探すお手伝いができれば幸いです。
