珈琲ノート

ペーパードリップで味を整える ― 注ぎ方の考え方 ―

珈琲ノート

ペーパードリップは、もっとも身近で、もっとも自由度の高い抽出方法です。
使う道具は同じでも、お湯の注ぎ方ひとつで、味は大きく変わります。

今回は、注ぎ方の基本的な考え方についてお話しします。

■ 注ぎ方は、操作ではなく対話

注ぐお湯は、コーヒー粉に働きかけるもの。勢いよく注げば、成分は一気に引き出され、ゆっくり注げば、穏やかに抽出が進みます。

注ぎ方とは、コーヒーと会話する時間のようなものです。

■ 大切なのは「一定」であること

細かな技術よりも大切なのは、毎回、同じように注ぐこと
お湯の量、スピード、回数。
それらが揃うことで、味の違いに、気づけるようになります。

■ 迷ったら、やさしく注ぐ

苦く出すぎると感じたら、少しゆっくり。
軽すぎると感じたら、ほんの少しだけしっかり。
調整は、大きく変えなくて構いません。

まとめにかえて

ペーパードリップは、失敗しにくく、やり直しがきく抽出方法です。気負わず、今の一杯に耳を澄ませる。それだけで、味は整っていきます。
注ぐ時間そのものも含めてコーヒータイムを楽しんでいただければと思います。

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