珈琲ノート

コーヒーの基礎知識 グレード

珈琲ノート

商品情報に記載している、生産地の標高や規格。これは、豆のグレーディングを表す情報です。

精製された生豆は選別され、等級がつけられて出荷されます。この等級づけ(グレーディング)は産地により様々な指標で表現されており、同じグレードを冠した豆であっても 生産国により基準が違う事もあります。

代表的なグレーディングの基準は 【生産地の標高】、【豆の大きさ】、【欠点豆】の3つです。

当店取扱商品の生産国を中心に、グレーディングの基準について紹介していきたいと思います。(当店商品の情報は2023年1月時点の内容です)

 

標高

生産地の標高によってグレード分けされ、標高の高い方が 風味が良く価値が高いとされる。

■グアテマラ

グレード 標高
SHB(Strictly Hard Bean) 1,4000m〜
HB(Hard Bean) 1,200m〜1,400m
SH (Semi Hard Bean) 1,100m〜1,200m
EXP (Extra Prime Washed) 900m〜1,100m
PW (Prime Washed) 750m〜900m
EGW(Extra Good Washed) 600m〜750m
GW(Good Washed) 600m以下

(当店商品:1,700-2,100m

■ニカラグア

グレード 標高
SHG(Strictly High Grown) 1,500m~2,000m
HG(High Grown) 1,300m~1,500m
LG(Low Grown) 500m~1,000m

(当店商品:1,357m

豆の大きさ(スクリーン)

大粒の方がグレードが高い。ただし、大きすぎて評価が下がる場合もある。
豆の大きさの単位:1スクリーン=1/64インチ(約0.4㎜)

■ケニア

グレード スクリーンサイズ
AA 17以上(6.8㎜~)
AB 15〜17(6.0~6.8㎜未満)
C 15未満(6.0㎜未満)
E エレファント(非常に大きい)
TT Cより小さい豆
T 最小・最細で欠点豆を含む

E:エレファントは大き過ぎて風味が損なわれる とされ、評価が低い豆。

■パプアニューギニア

スクリーンサイズ(コーヒー豆の大きさ)と欠点豆の混入量によって分けられる。大きいほどランクの高いコーヒー豆となる。

グレード スクリーンサイズ
AA 6.95mm以上、欠点豆がないもの
A 6.75mm〜6.94mm、欠点豆がないもの
AB AとBが混ざりっているが、Aが50%以上を占めるもの
B 6.55mm〜6.74mm、欠点豆がないもの
C 5.95mm以上、欠点豆が少量

■タンザニア

キリマンジャロで有名なタンザニアでは、基本的にスクリーンサイズによって格付けされる。

グレード スクリーンサイズ
AA 6.75mm以上
A 6.25mm〜6.75mm
B 6.15mm〜6.25mm
C 5.90mm〜6.15mm
欠点豆の数

欠点豆の混入が少ない方がグレードが高い。300gのコーヒー豆の中にどれだけ欠点豆があるかで、格付けされる。

■インドネシア

グレード 欠点豆の数
G1 300g中、欠点豆が0~11個
G2 300g中、欠点豆が12~25個
G3 300g中、欠点豆が26~44個
G4 300g中、欠点豆が45~80個
G5 300g中、欠点豆が81~150個

(当店商品 マンデリン:G1レベルより更に厳密なスペックに基づき人力により欠点豆を除去している)

■エチオピア

グレード 欠点豆の数
G1 300g中の欠点豆が0~3個
G2 300g中の欠点豆が4~12個
G3 300g中の欠点豆が13~27個
G4 300g中の欠点豆が28~45個
G5 300g中の欠点豆が46~90個

G8まであるが、日本に輸入されてくるのは基本的にG4まで。
(当店商品: G1、標高1,850~2,200M)

複数指標での格付け

■ジャマイカ

有名なブルーマウンテンの産地。ブランド銘柄だけに、生産地・標高・スクリーンサイズで厳格に格付けされている。さらに、スクリーンサイズによってNO1,NO2,NO3,NO4に分けられる。NO1が一番大粒で、高級品となる。

ブルーマウンテン ブルーマウンテン地区の標高800m〜1,500m
ハイマウンテン ハイマウンテン地区の標高500m~1,000m
プライムウオッシュ 上記意外の生産地の標高300m〜800m

 

「風味の良さ」とグレードの関係

各国でそれぞれに基準を設けてグレード分けされているコーヒーですが、豆の粒が小さくても、欠点豆の混入が多くても、風味のとても良いコーヒーはたくさんあります。

また、スペシャルティコーヒーが全て最高グレードに位置づけられているわけではないことも新たな気づきでした。
あまりグレードや等級にとらわれ過ぎず、お好みに合うコーヒーを探していただきたいと思っています。

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