珈琲ノート

コーヒーは「時間」で変わる ― 焙煎日と鮮度のはなし ―

珈琲ノート

松田屋珈琲の商品の袋には「焙煎日」を表示しています。
なんとなく新しい方がいい、そう思いながらも、実際にいつ飲むのがベストなのかは、あまり知られていないかもしれません。

今回は、コーヒーの味と大きく関わる「時間」と「鮮度」についてのお話です。

■ 焙煎したてが、いちばんおいしい?

焙煎したばかりの豆は、実は中にたくさんのガスを含んでいます。
この状態で淹れると、香りが立ちすぎたり、味が落ち着かなかったりすることがあります。
焙煎したて すぐ=最高 というわけではありません。

■ 味が整うまでの「待ち時間」

多くの豆は、焙煎から数日経つことでガスがゆっくり抜け、味わいが安定してきます。
甘みやコク、香りの輪郭がはっきりしてくるのは、この頃です。
この「少し待つ時間」も、コーヒー作りの大切な一部です。

■ 鮮度が落ちる、ということ

焙煎後 時間が経つと、今度は少しずつ香りが抜けていきます。
酸化が進み、味が平坦に感じられたり、余韻が短くなったりします。
ゆっくりですが、確実に変化していきます。

■ 松田屋珈琲の考える「ちょうどいい」

松田屋珈琲では、焙煎後すぐに発送するのではなく、豆の状態を見ながら出荷しています。
ご自宅に届いたときに ちょうど飲み頃を迎えるように。そんなタイミングを意識しています。

■ 家庭でできる、鮮度を保つ工夫

コーヒー豆は、高温・多湿・光・空気が苦手です。
密閉できる容器で直射日光を避け、できれば冷凍庫で保管する。それだけでも、味わいの変化を穏やかにできます。

まとめにかえて

コーヒーは、焙煎した瞬間から、ゆっくりと時を重ねていきます。
その変化も含めて、一杯を楽しむ…そんな付き合い方も悪くないと思います。

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